野良猫の定点観測を始めて約半年。
絵には健康そうな子ばかり描いていますが、
野良生活の厳しさゆえに病や傷を負い、
数か月の間にみるみる衰弱して姿を消す子が
何匹かいました。
観光地だから誰か餌をくれるだろう、と思って
捨てていく人が多いのかもしれませんが、
弁当の残りをくれる人はいても、例えば
適切に水を飲める環境が大切だという認識
(猫は腎不全など泌尿器系の病になり易い)
を持って接する人はあまりいません。 また、
猫風邪が原因で失明したり、ケンカで負傷したり。
それゆえ長年、健康状態よく野良生活を送って
いられる猫には、彼らの健康を継続的に気にかけて
いる人間がいてくれる場合が多いことを知りました。
夏には蚤シラミ対策の薬を皮下に注したり、
体調に合わせた食事や時には薬を与えたり
していることで、(特に高齢猫の場合)
彼らの健康が保たれていることが多いです。 |
|
|
|